2014年7月31日に株式会社テーミスより医の小説集「一口坂下る」が発行されました。著者は中原 泉(なかはら いづみ)こと中原 泉日本歯科大学理事長・学長、校友会会頭です。すでに発行されている医の小説集2008年発行の第一集「生きて還る」、2011年の第二集「リンダの跫音」に続く第三集で「一口坂下る」「トゥルプ博士の憂鬱」「舞う子」「紅毛の解体新書」「三鬼弾圧異聞」の5編が収載されています。
それでは「一口坂下る」本文より一部を紹介します。
“彼には、タイムスリップした自覚はあった。肉体が時空を超えた―そのありえない事態を他人事のように客観視できた。なぜなら、この十日間の間、飯田橋で三人の江戸時代人の飛来に遭遇した。”
この本の購入をご希望の方は、最寄りの書店で注文するかアマゾンで検索して購入してください。なお、生命歯学図書館には第一集から蔵書されています。
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