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日本歯科大学メールマガジン

第542号 令和6年9月17日

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令和6年    
9月17日(火)   ・4年後期授業開始 新潟校
20日(金)   ・解剖体諸霊位供養法会(1〜4年休講)東京校
24日(火)   ・1〜5年前期追・再試験開始 東京校
30日(月)   ・1〜3年後期授業開始 新潟校
・1〜4年後期授業開始 東京校
10月2日(水)   ・5年後期授業開始 東京校
5日(土)   令和6年度第94回中国地区歯学研修会 13時〜
広島市 ANAクラウンプラザホテル広島
6日(日)   第80回関東地区懇話会 13時〜
千代田区 メトロポリタンエドモント
12日(土)   令和6年度第95回東北地区歯学研修会 13時〜
山形市 ホテルメトロポリタン山形
九州地区会員大会 17時〜 那覇市 八汐荘
13日(日)   令和6年度四国地区会員大会 12時半〜
松山市 ANAクラウンプラザホテル松山
14日(祝)   ・2・3年総合試験模試 新潟校
21日(月)   ・6年本試験③(〜22日)東京校
24日(木)   ・6年特別授業期①開始(〜11/20)東京校 
26日(土)   ・富士見祭(〜27日)東京校
27日(日)   第68回近畿地区校友会地区会員大会並びに総会
11時〜 京都市 都ホテル京都八条
 

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  1. 「令和7年度入試要項」を掲載(9/4)
  2. 「台風10号のお見舞い」を掲載(9/2)
  3. メルマガ第541号を掲載(8/26) 


*趣味の世界で異能を発揮している校友の情報をお寄せ下さい 自薦・他薦可
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1.ポストグラジュエートAコースが開催

 8月22日(木)生命歯学部においてポストグラジュエートAコース、「明日から使える!歯周外科手術に必要な臨床解剖」が4階講堂と解剖学実習室において行われた。
 小泉担当常務理事の開会挨拶ののち、歯周病学講座の沼部幸博教授から歯周治療の総論と様々な歯周外科の術式および必要な解剖学の知識の講義、解剖学第一講座の春原(すのはら)正隆教授から解剖に必要な倫理として献体の意義と法的な位置付けの講義、歯周病学講座の倉治竜太郎講師による臨床解剖学総論の講義が行われた。
 午後は解剖学実習室において講師による上下顎のライブデモと各受講生による解剖実習が交互に行われた。
 通常見ることができない血管神経の走行や上顎骨下顎骨の構造を丁寧な指導を受けながら真剣に実習を行った。

2.ポストグラジュエートBコースが開催

 8月25日(日)生命歯学部においてポストグラジュエートBコース、「エンド基本コースーチェアタイム短縮につながる彎曲根管の拡大形成と根管充填―」が生命歯学部において行われた。
 山瀬担当常務理事の開会挨拶ののち、附属病院総合診療科Ⅰの北村和夫教授から彎曲根管の拡大形成および根管充填の講義が行われた。歯内療法は感染との戦いであり、根管の形態から拡大器具、洗浄薬液、貼薬について、根管充填の目的や使用薬剤、方法の過去からの変遷について詳しい講義が行われた。
 午後は上顎大臼歯透明模型を使用し、従来の手用ファイルを用いた拡大形成および充填と、NiTiロータリーファイルを用いて形成し、マッチドテーパーコーンを用いて根管充填したものでその手技の違いを実習した。その後各受講生が持参した抜去歯を使って同様に根管治療を各自実習した。
 遠方からの会員や他大学出身の受講生も参加され、たいへん有意義で活気のある1日コースとなった。

ポストグラジュエートBコースが開催

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1.医療費3年連続最高の47兆円 75歳以上が増加

 厚生労働省は3日、2023年度に病気やけがなどの受診で医療機関に支払われた医療費の概算を公表した。総額は47.3兆円で22年度から2.9%(1.3兆円)増加し、3年連続で過去最高を更新した。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり始め、全体を押し上げた。9月3日:日本経済新聞
 診療種類別では調剤が5.4%増え、若年層を中心に処方箋の受付枚数が伸びた。入院は3.1%増、外来など入院外は1.0%増、歯科は1.9%増だった。
人口減少にもかかわらず、医療費を含む社会保障費はどんどん膨らんでいる。その対策 として75歳以上でも一定の収入がある場合は負担額の見直しを行い若い世代の負担を減少させている。医療・介護人材の確保は急務と言える。基本的な賃金アップ、子育てしながら働き続けることができる環境整備、人材育成、キャリアアップ制度や助成金の拡充などが必要である。

2.マイナ保険証利用増へ追加策 厚労省、個別に働きかけ

 厚生労働省は30日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を載せた「マイナ保険証」の利用拡大に向けて追加策を講じると発表した。利用実績が低い医療機関への個別の働きかけに取り組む。7月の利用率は前月比1.23ポイント高の11.13%だったことも明らかにした。 8月30日:日本経済新聞
 マイナ保険証については昨年度別人の情報がひもづけされるトラブルがあったこともあり、利用率が低迷している。
 厚労省によると「マイナ保険証は我が国の医療DXを進めるための基盤として、患者本人の健康医療情報に基づくより良い医療の実現を図るものであることに加え、リアルタイムでの薬剤情報の共有が可能になる。患者のカルテ情報を医療機関等が電子的に送受信できるようになり、救急医療の現場においても医療情報の共有が可能になる。」とメリットを説明している。
 マイナ保険証を申請しない人に対しては資格確認書が発行される。

3.抜歯の全身麻酔で17歳死亡 歯科医2人を業過致死容疑で書類送検

 堺市重度障害者歯科診療所で2023年7月、全身麻酔での抜歯中に特別支援学校の男子生徒(当時17歳)を低酸素状態に陥らせて死亡させたとして、大阪府警は26日、いずれも歯科医師の男性所長(55)と女性歯科麻酔医(34)を業務上過失致死容疑で書類送検した。酸素を供給するチューブの挿管状況を正確に把握できておらず、その後の処置も不適切だったとして、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。8月26日:毎日新聞
 亡くなった生徒の父親(48)は「抜歯しようとしただけで亡くなるなんて、だれが想像できただろう」と無念の思いを口にした。
 2017年にも福岡市の歯科医院で2歳児のカリエス処置に局所麻酔薬リドカインを使用したところ、体調が急変して死亡した事故があった。いずれも適切な措置がとられていれば救命できたと思われる。

 
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