互一会(51回卒)下田・西伊豆に憩う 

 

 平成27年の互一会は10月1日(木)から3日(土)まで、伊豆の地で2泊3日で開催された。
 幹事は静岡県在住の互一会会員が務め、1日目は蓮台寺温泉清流荘に2日目は西伊豆堂ヶ島ニュー銀水に宿泊した。出席者は25名、卒業後53年の高齢と伊豆半島の先端で時間がかかることで、この数は想像していたが、欠席者の理由について茫然とした。案内の返信欄の近況から、欠席者60通余には、現在療養中、入院中、近々手術予定、家族に病人などの有様、さらに出席予定者に逝去したとの家族からの知らせや互一会会長が急遽手術するなど愕然とする。少し前までは欠席の理由に歯科医師会など、会の所用が多かったが、やはり、年をとったのだと実感する。
 初日、伊豆急下田駅から車で5分、元カーター米国大統領が立ち寄った蓮台寺温泉清流荘に集った。全員が近々80歳以上を迎えるとなると流石、髪は白く、あるいは無くなり、頭部が光輝を放つ者もいるが、皆素敵に味わいある顔になっている。他人が見れば老人だが、会う顔は勉学を共にした青春時代の顔だ。
 2日目、観光組とゴルフ組に分かれて、次の宿泊地西伊豆堂ヶ島のニュー銀水に向った。
 観光は観光バスで下田から奥石廊崎、妻良を経由して西伊豆へ、途中漁協組合などに寄る。松崎では長八記念館、美術館、鏝絵のアトリエを見学して、ホテルに着き一風呂浴びてから西伊豆の夕日を堪能する。
 健脚ゴルフ組は8名、以前から見れば参加者は少なく、スコアも落ちたようだが親睦を一層深めることが出来たそうだ。2日目の宴会も地元の食材を味わい、二次会のカラオケやダンスで座が盛り上がり、誠に皆元気であった。
3日目、堂ヶ島から観光バスで下田駅に出て、正午に別れを惜しみつつ解散をした。                  
(大竹博明 記)

【→フォトアルバムを見る】